車2台の駐車に必要なスペースは?
2台駐車可能な家のメリットを紹介します!
マイホーム購入を検討している方の中には、車を複数台お持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、来客が多い方も複数の駐車スペースを必要とする場合もあるでしょう。それでは、車2台を停めるのに必要な駐車スペースはどれくらいの広さなのでしょうか。2台の車を駐車できる家のメリットについてご紹介していくので、これから家を選ぶ際にはぜひ参考にしてください。
車2台の駐車に必要なスペースは?
車を並列で2台を駐車する場合、基本的には5.5m×5.5mのスペースを確保することで問題なく車を出し入れできます。
土地に余裕がない場合は、5.5m×5.5mより小さなスペースで車2台を停めることも可能で、最小5m×5mまでの広さであれば並列して停められます。
逆に土地に余裕がある場合は、6m×6mの駐車スペースを確保することで余裕のある駐車ができます。車を出す前の道の広さによって、どの程度駐車スペースに余裕を取りたいかが変わってくるため、車の出し入れのしやすさを考慮するようにしましょう。
駐車場がある一戸建てのメリット
一戸建てには、駐車場があった方が便利になることが多くあります。どんなメリットが得られるのか見ていきましょう。
雨の日でも困らない
駐車場がある一戸建てのメリットは、車から降りてすぐに家の中に入れるため、雨の日でも困らないことです。
駐車スペースがないことから、月極駐車場を近くで借りるパターンもあるでしょう。しかし、いくら近いと言っても天候が悪い日は傘をさす必要があるのでどうしても片手は使えなくなってしまいます。
また、台風やゲリラ豪雨の日などは、近くの駐車場に行くだけでも身体が濡れてしまうでしょう。 その点、家に駐車場があれば天候が悪い日でもすぐに車から乗り降りできて便利です。
荷物が多くても運びやすい
駐車場が家にあると、荷物が多くても運びやすいです。例えばお子さんがいる家庭の場合は、赤ちゃんを抱きかかえながら大きな買い物袋を持つ場面があるかもしれません。
その際に駐車場から家まで距離があると、荷物を持って往復するのも大変です。しかし、家に駐車場があれば往復するにしても短時間で済みます。
子どもの就職後に役立つ
今は家族全員が車を使っていなくても、子どもが就職した後、職場に向かうために車を使うかもしれません。
実家に住みながら職場に通う場合、子どもには駐車場が必要です。そうなった時、家に駐車場があれば朝のあわただしい時間も少しゆとりを持てるでしょう。家から出てすぐ車に乗り込めるなら気も楽です。
2台分の駐車場がある一戸建てのメリット
次に、2台分の駐車場がある一戸建てのメリットについて見ていきます。2台あるとどんな時にどんな風に役立つのでしょうか。
車を買う際の許可が不要
月極駐車場を使うとなると、駐車場の地主に許可を取る必要があります。しかし、家に駐車場があればその必要はありません。
来客にも対応が出来る
自宅に客人を招き入れる時、遠方からの来客であれば車を利用する方も多いでしょう。そんな時、家に駐車場があれば駐車代を気にせずに利用してもらえます。また、修理業者や家事代行サービスを利用する時など、業者の車を置くスペースが必要な時にも便利です。
一戸建ては、住宅街にあると道路はそんなに広くなく、車がすれ違えない場所も珍しくありません。そんなところに車を停めたら、通行の邪魔になってしまうでしょう。ご近所トラブルを避けるためにも、2台分の駐車場があった方が便利でしょう。
夫婦2人がそれぞれ車を使える
お仕事や買い物に車を使用する場合、ご夫婦それぞれ車を所有することを考えている方もいるかもしれません。
車1台を、夫婦共同で使っている場合にはどちらかが車を使用している際に足がなくなってしまうこともあります。家に駐車スペースが2台分あれば、車を2台所有することも可能なので、それぞれのタイミングで車が使用可能です。
車がない時にプレイスペースにできる
2台分の駐車場があれば、車が停まっていない時に一定の広さができるため、子どもがちょっとしたプレイスペースとして活用することができます。
2台分の駐車場は、バッドやテニスラケットを素振りできる分のスペースがあるため、子どもの練習場所としても活用できます。また、親目線で考えても、家の敷地内に子どもがいるため、どこにいるかわかるメリットがあります。
余裕を感じられる外構になる
2台分の駐車場があると、1台より余裕を感じられる外構になります。家の設計にもよりますが、ある程度のスペースを確保している分、余裕が生まれるケースが多いです。
外構は一戸建てを選ぶ時に重要になる部分です。周りから見られることはもちろん、自分たちがこれから長く住むことを想定すれば大切なポイントでしょう。2台分の駐車場があることで、ゆとりを持った家に見えるのはメリットではないでしょうか。
駐車スペースの種類
一戸建てに駐車場があると便利ですが、その駐車スペースにも種類があります。どのような停め方にするのかによって車の出し入れのしやすさや外構が変わるので注意しておきましょう。
並列
並列は、車2台分なら駐車場をほぼ正方形にし、車を並べて停める方法です。どちらの車も道路に面しているため出し入れがしやすく、横に並んで停まっていることで洗練された見た目になることが特徴です。
L字
L字は、2台の車が別の向きに停まっている状態のことです。住宅街の角の家で、2つの道路に面しているならL字でも出し入れはしやすいでしょう。どんな土地に駐車場を作るかで、駐車スペースの種類も変えられます。
まとめ
2台分の駐車場に必要なスペースは、一般的には5.5m×5.5mです。また、車を2台駐車可能な家にはメリットが多く、夫婦2人ならそれぞれが好きな時に車を使えたり、車がない時に子どもの遊び場とすることもできます。
このように、2台分の駐車スペースのある家は様々なメリットがありますので、所有している車の数に関わらず、ゆとりのある駐車スペースをご検討いただくのもいいでしょう。