暮らしのコラム

2017年3月13日

知っていますか?新築一戸建て分譲住宅のつくり手のこと

新築一戸建て分譲住宅は、「いったいどんな人がつくっているのだろう?」と考えてみたことはありませんか?もちろん、住宅会社が供給しているのですが、設計デザインや商品開発、施工監理はどのように行われているのでしょう。新築一戸建て分譲住宅の購入を検討している人なら気になりますよね。

そこで今回は、ポラスの新築一戸建て分譲住宅の作り手と技術力に注目します。新築一戸建て分譲住宅が謳う「上質」や「安心」は、実際のところどのように作られ、品質を担保しているのか気になる舞台裏をチェック。家づくりのプロセスを確認できる現場見学会のメリットも探っていきます。

上質なデザインとは?誰がどのように考えているの?

ポラスでは木造住宅の可能性を追求する「ポラス暮し科学研究所」を運営しています。ここではデザインから構造、生産技術、環境性能といった4つの分野を研究。見た目の素敵さだけではない、性能と心地よさを両立させる家づくりのノウハウを開発し、ポラスの家づくりに反映しています。

ともすると感覚的でわかりにくく感じるデザインのプロセスにも、機能性と心を満たす情緒性が盛り込まれていることが分かります。一例ではありますが、珪藻土左官壁の「侘び土・寂び土」は、和室にも洋室にも使いやすい現代の土壁として、その機能美が評価されグッドデザイン賞を受賞しました。自然素材の手触りと調湿作用、日本の伝統的な仕上げの表情を併せもつ素材の開発は、住まいの彩りの幅を広げています。

そのほか、安全をデザインする構造や生産技術に関する研究開発では、耐震性能の解析技術やオリジナルの耐力壁(構造の壁)、営業エリアでの地盤データの収集と分析および地盤改良工法などを開発しています。環境性能の分野では断熱や防音など住環境の快適化など、木造住宅におけるさまざまな研究と開発を行っています。

そして、それぞれの研究成果を組み合わせることで、より快適で高品質の住宅を作り上げる相乗効果を発揮。テクノロジーの側からデザイン提案を行うケースもあります。たとえば、前述のような建物の強度を高める研究により構造の壁や柱の数を抑えることが可能になり、家族が集える広く開放的なリビングを実現しやすくなるなど、空間デザインのメリットと安全性の向上をもたらしています。

実は、当たり前じゃない、信頼できる「社員大工」の存在

優れた研究開発が基盤にあっても、実際に手を動かして形にしていく職人がしっかりしていなければ、住まいの性能を100%発揮させることはできません。しかし、住宅業界を見てみると、大工職人は住宅会社の下請けの人材であることがほとんど。すると、自社のデザインや技術的な特徴を十分に伝えることができないケースも生じ、結果的に住宅品質を確保することが難しくなります。

そこでポラスは、自社で責任をもって管理・チェックする体制を整えた「直営責任一貫施工体制」を確立。全工程を自社の社員が担当し、そのための人材育成も行っています。とくに、高品質な木造住宅の建設に欠かせない大工の教育には力を入れていて、1987年に設立した建築技術訓練校からは技能五輪全国大会などの入賞者を多数排出。高い技能を身につけた「社員大工」が品質の高い自社住宅のつくり手として活躍しています。

家づくりには、施工のほかにも土地の仕入れから敷地の調査、設計、資材調達、品質検査、販売、アフターサービスなど多岐にわたる工程があります。そうした各工程でも、元請業者が下請け業者に「丸投げ」する事例は珍しいことではありません。しかし、分業化が進めば品質やコストの管理、業者間の意思疎通が難しくなり、責任の所在も曖昧になるなど、その弊害は最終的には住まい手に及びます。その点、ポラスの「直営責任一貫施工体制」は、住宅品質の確保はもちろん、責任の所在を明らかに示すことで住まい手のメリットを確保しています。

建築現場も確認できる見学会を活用しよう

新築一戸建て分譲住宅の購入を考えている人は、完成した建物を見学してから決断するというプロセスを踏むのが一般的でしょう。しかし、ここでは一歩手前の段階で見学会を活用することをおすすめします。

完成した住宅だけを見ても、これまで触れてきたデザインとテクノロジーの関係や住まいとして形になるまでの過程を十分確認するのは難しいもの。しかし、工事中の建築現場を訪れるとより多くの情報を得ることができます。

建築現場は大工職人の働きぶりや現場の監理状況、木構造の仕組みなど、図面やモデルハウスからでは知りえない情報の宝庫です。家族が長い時間を過ごす住まいだからこそ、作られる過程から確認して納得したうえで決断したいですよね。

ポラスの現場見学会は随時行っていますが、とくに建築現場を見たいという場合には必ず事前予約を。安全を確保したうえで、担当者が説明を加えながら丁寧に案内してくれます。ヘルメットを被って建築現場を見学するのは、お子さんやお父さんにとっては完成した住宅を見るよりワクワクするかもしれませんよ。この春休みは、新築一戸建て分譲住宅のデザインとテクノロジーを体感しに、親子で見学会めぐりを楽しむのもよさそうです。

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