暮らしのコラム

2023年9月29日

01 お目当ての物件は事前に資料請求がオススメ

分譲住宅の購入を検討するうえで大事なのが、現場見学会です。実際に建物を自分の目で見て、空間の雰囲気を体感することで、資料やパンフレットだけではわからない部分を確認することができるからです。

現場で漏れなく建物をチェックするためにも、まず着手したいのが資料請求です。物件の所在地がわかれば、その周辺が住宅街なのか、工場や店舗が多い地域なのかがわかります。その地域の役所の建築指導課などに行けば、ハザードマップと照らし合わせて、地盤などの状況も推察することも可能です。

新築の分譲住宅は、1区画のみで販売する物件もあれば、100区画以上の大規模分譲物件もあります。数区画程度のミニ開発の場合、周辺の環境がどのようなものであるか、確認しておきたいもの。見学会当日などに近隣を散歩してみると雰囲気がつかめます。

また大規模な分譲地の場合は、街並みが統一され、新しいコミュニティが形成されます。開発のコンセプトやエリアの範囲などをパンフレットで確認しておくようにしましょう。

02 建設中現場でのチェックポイント

現場見学会のタイミングは、物件によって、更地の土地、建設中、完成済みとさまざま。更地や建設中であってもモデルルームが用意されていることもあります。モデルルームでは、フローリングや壁紙などの内装や、キッチンやユニットバスなどの設備の仕様を確認することが可能です。

建設中の物件では、工事の進捗状況にもよりますが、基礎や柱、梁などの構造躯体、断熱材の施工状況などを確認できることも。構造や断熱部は完成すれば見えなくなる部位ですので、タイミングがあえばぜひ見学しておきましょう。

施工現場では、資材や工具が整理されているか、ゴミが散らかっていないか、職人はきびきびと仕事をしているか、なども見ておきましょう。施工の品質がよくないと、雑然としてダラダラとした雰囲気となって表れるものです。

03 住んだつもりで一日の動きをシミュレーション

完成済みの物件の見学会では、室内の広がりや明るさ、内装材や外装材の質感、設備の設置状況などを実際に見ることができます。主なチェックポイントは下記の通りです。

外観

家の周囲をぐるりと一周してみましょう。室内が見えるような窓があるか、玄関が外から丸見えにならないか、確認します。外観のデザインももちろん重要。魅力を感じられる外観であれば、住んでからの愛着も深くなります。



駐車スペース

自分たちに必要な台数分、駐車できるスペースは確保されているでしょうか。また所有している車種でも、出し入れがしやすいかどうかもチェックしましょう。



敷地境界

敷地と前面道路、隣地との境界は、フェンス、舗装材などが安全に施工されているでしょうか。隣家との距離感についてもよく見ておきましょう。



通風・採光

路地の奥で風が通らなかったり、近隣に高い建物があって日の当たる時間が短い、といったことはないでしょうか。未建築の区画がある場合は、将来、建物ができることも想定して日当たりへの影響を確認しましょう。



キッチン

実際に住んだつもりになって、キッチン内外を動き回り、設備の内容や、キッチン内に出入りする通路の広さなどを確認しましょう。ダイニングとの距離感、玄関や他の水回りとの動線なども体感しておきたいところです。



洗濯、収納などの家事動線

洗濯機の置き場と洗濯物を干す場所、浴室や洗面室、キッチンとの位置関係などは図面だけではわかりません。収納の場所や広さ、階段や廊下の幅なども含め、「家事のしやすさ」「室内の動きやすさ」などの観点からチェックしましょう。



その他、最寄り駅や学校、スーパー、病院までのルートや騒音、臭い、治安などの周辺環境についても確認が必要です。可能であれば、曜日や時間帯を変えて複数回見学に行くのが理想的。交通量や街の様子なども日時や状況によって変わる場合があります。

またオプション工事で対応できる内容など、気になる点は不動産会社の担当者に質問しましょう。気になる点は現場見学の機会にすべて聞いておくと安心です。

04 現場見学会は事前に予約をしておくのがベスト

現地見学会に行く際には、下記のようなアイテムを持っていくと便利です。気になったことは、スマートフォンで撮影したり、その場で書き留めておくと、チェック漏れを防ぐことができます。

履き慣れた靴

家を出たり入ったりするので、脱ぎ履きしやすい靴がお勧め。また周辺を歩き回るためにも履き慣れた歩きやすい靴にしましょう。



方位磁石

図面と実際の方角を照らし合わせるためにも、方位磁石があると便利です。



メジャー

部屋の広さや天井の高さ、窓のサイズ、廊下の間口などの実際の寸法を測っておくと、新生活のシミュレーションをしやすくなります。



家具のサイズのメモ

新居でも使う予定の家具のサイズを前もって計測して、寸法をメモしておきましょう。本当にこの建物で使える家具なのか、確認することができます。また搬入経路のチェックもできるとなおよしです。



現場見学会に行く際には予約をしておくことをお勧めします。日時を伝えてから行けば、担当者に聞きたいことを聞ける時間が確保できます。ポラスのサイトでは、こうした現場見学会の情報を各エリアについてご紹介しています。ぜひお問い合わせください。

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