高台の地「稔台」が舞台の全18棟。14棟が建つ東側路面側の土地と4棟が建つ西側の道路の土地には3mの高低差がありました。この高低差で街が分断されてしまう立地条件を逆手に取り、東側の14棟はファミリー層向けの「HITO-TO-KI街区」。西側の4棟はDinksやKokazoku,ファーストステージ夫婦向けの「Sumi-Ka+街区」として提案しました。生活スタイルや生活ベースが異なるため、2つの街区の動線が異ならないように擁壁を境に分断しつつも配棟計画で陽だまりや風の流れを考慮した分譲住宅を提供しました。同世代ファミリー層向けのみの分譲地提供だけでなく、多様なお客様にこたえる分譲住宅を目指しました。