L字型の街区内道路と幹線道路に沿って建ち並ぶ20邸を3つのゾーンに分け、緑、陽光、風の”たまり”を計画しました。 幹線道路に面した4邸は、道路側の壁を高く立ち上げた片流れ屋根のフォルムにすることで、周囲とは一線を画すゲート性を演出。 また、道ゆく人も緑の景色を愉しめる並木道を形成するよう、シンボルツリーとなる高木を多く配置しました。 遊歩道側は街から遊歩道に向けて風が流れるように配棟。さらに街区内道路沿いの建物をセットバックさせて道路に開放感を創出しました。 立つ位置、見る方向によって変わる表情豊かな街並みが、暮らすことが誇りに想えるような美しさを創りだします。