暮らしのコラム

2023年8月22日

小学校に近い家は資産価値が高い?
学校に近い家のメリットについて



今回は、小学校に近い家にはどんなメリットがあるのかをご紹介していきます。中には意外なメリットもあるので、家選びの際にぜひ参考にしてみてください。

小学校に近い家のメリット

子どもが通う学校に近い家にはどんなメリットがあるのでしょうか。


人目に付くため治安が良い

小学校が近くにある場合、地域の大人や先生が目を光らせているため、比較的治安が良いメリットがあります。先生と地域の人々の目で守られている地域では、悪さをしようとしても人目についてしまうため治安が悪化しにくいです。

日本は世界でも有数の治安が良い国ですが、地域差はもちろんあります。治安が良いかどうかは実際に住んでみた人でないとわからないということもあります。
しかし、小学校が近くにあるなら、治安が良い地域という1つの目安になるでしょう。


災害時の避難場所が近くなる

災害があった時、地域の人々が集まる場所として小学校や中学校などが指定されていることが多いです。学校の近くの家であれば、災害があった時に避難場所が近いため心強いでしょう。

実際に災害があっても、動いた方が危険だからと家に残るケースもあります。もし避難所に行くならきちんと準備をする必要がありますし、しばらく家に帰れないと覚悟をしなければならないこともあるかもしれません。

しかし、避難所に指定された小学校に近いなら、より気軽に避難できます。荷物を忘れたとしても取りに帰れるかもしれませんし、家が近いことにより精神的な安心にもつながります。子どもも、普段通っている学校に避難するなら心細くないでしょう。


親が家にいなくても子どもは学校で遊べる

災害があった時、地域の人々が集まる場所として小学校や中学校などが指定されていることが多いです。学校の近くの家であれば、災害があった時に避難場所が近いため心強いでしょう。

実際に災害があっても、動いた方が危険だからと家に残るケースもあります。もし避難所に行くならきちんと準備をする必要がありますし、しばらく家に帰れないと覚悟をしなければならないこともあるかもしれません。

親が日中家にいなくても、小学校が家から近いなら暗くなるまで学校の校庭などで遊ぶことができます。共働き夫婦の場合は、小さいうちは学童に預けるのも良いですが、少し大きくなったら自由に運動場で遊んでもらっても良いでしょう。

子どもの遊び場が少なくなっている今、公園を見つけてもとても小さく、大人数でドッジボールができるような環境ではありません。また、ボールが公園の外に出る危険性から野球やサッカーが禁止されているところもあります。

学校が近いなら、広くて安全な運動場を使えますし、目いっぱい身体を動かせるのでストレス発散にもなります。いわゆる鍵っ子として1人で家にいるよりも、大人の目がある安全な場所で皆と遊べる方が良いでしょう。

友達と遊びやすい

小学校が近いと、友達とワイワイ楽しみながら遊べることは子どもにとって大きなメリットとなります。
運動場を自由に使って友達と触れ合うことにより、日々コミュニケーション能力は上がっていきます。

シャイな子が活発になったり、特定の子たちだけではなくいろいろな子たちと関われたりと、社会人になるまでに培っておきたい能力も運動場で上げることができます。

勉強をする時と違い、学年を問わず遊べるのもメリットでしょう。まだ小さいなら、上の子から遊び方を教えてもらうことができます。逆に高学年の子どもなら、下の子と触れ合って教え方を自然に身につけることができます。


遊びの制限が少なくなる

小学校の運動場は危険な遊具が少なく、広いところで自由に遊べるメリットがあります。
一般的な公園では小さすぎて、鬼ごっこやかくれんぼができないところも多いですよね。また、ボール遊びをするには公園が道路に面していて危ないこともあります。友達が一定数集まらないとできないサッカーや野球もできなくなると、遊びは限られてしまうでしょう。

対して、小学校の運動場なら十分に広いですし、安全性が確保されているためボール遊びも自由にできます。さらに、小学生が集まる場所なので、大勢でする遊びも気軽に楽しめます。

せっかく目いっぱい遊びたい年頃なのにやりたいことができないと悲しいですし、伸びるべき能力も満足に伸ばせないかもしれません。小学校の近くに家を構え、いつでも子どもが友達と遊べる環境を作ってあげるのも良いでしょう。


面談や運動会に歩いていける

小学校が近いと、先生との面談や、運動会などのイベントなどに気軽に足を運べます。
小学校は、イベントごとがあると学校の駐車場はいっぱいになってしまいます。そのため、できるだけ徒歩や自転車で来てくださいなどと通知があるものですが、そういった時に家が近ければ楽ですよね。

子どもが毎日小学校に通うのにも楽ですが、大人が時折小学校に行くのにも便利な点も忘れないでおきたい点です。特に運動会は、家族全員分のお弁当や、熱中症対策としての大きな水筒、レジャーシートなど持っていくべき荷物がいっぱいです。徒歩でこれらを全部持っていくのは大変ですが、家が近いならそんなに労力もいりません。

小学校に近い家の注意点

小学校に近い家にはメリットがたくさんありますが、注意点も多少はあります。あまり気にされない方も多いですが、日中家にいる方の中にはチャイムの音が気になるという声もありますね。

ただ、昼間に仕事に行っている方ならまず気にはなりませんし、カレンダー通りに土日祝日が休みなら学校のチャイムは鳴りません。昼間家にいて、音に敏感な方は少し注意をした方がいいかもしれませんね。

学校の近くに引っ越すタイミングはいつ?

小学校の近くに引っ越しを検討しているなら、引っ越すタイミングも考えなければなりません。最もお勧めしたいのは、第一子が小学校に入学する前です。つまり、2人以上子どもがいても、どの子も途中で転校させないタイミングです。

また、引っ越し前に家の周りの環境を見ておくと安心です。どこにどんな建物があるのか、危ない横断歩道は無いか、子どもと一緒に歩いて確認するのも良いでしょう。

まとめ

小学校に上がる子どもがいるならば、家はその近くにするとメリットがたくさんあります。子どもにとってのメリットが多いイメージかもしれませんが、治安が良くて家族全員住み心地が良いメリットもあります。地域全体で小学生を守っているような地域なら、引っ越しても安心できるのではないでしょうか。


用地募集
☆新着物件 物件を探す
このページのトップへ戻る