暮らしのコラム

2023年8月22日

南向きの物件は日当たりが良いことによるメリットも多く、洗濯物を干したり、明るさを取り入れられたりと日常生活に役立っています。その他の方角の物件の特徴についても触れているので、物件選びの参考にしてみてください。

南向き物件のメリット

では、最初に、南向き物件のメリットをご紹介します。住む上で快適と思える部分はどこに当たるのでしょうか。

明るいため光熱費を削減できる

南向き物件のメリットは、日当たりが良く、家の中が明るい時間が長いため照明などの光熱費を削減できることです。夢のマイホームを購入しようと検討する時も、お部屋探しをしようとする時も、南向きであれば光熱費が少し浮くのでお財布に優しい住まいと言えます。

照明はあまりお金がかからないイメージがあるかもしれませんが、意外と光熱費の多くを占めています。照明にかかる光熱費だけでも浮かせられるなら、長い間住むにはコスパが良い家と言えるでしょう。

洗濯物や布団を干しやすい

日当たりが良い南向きの物件は、洗濯物や布団を干しやすいメリットもあります。

洗濯物は部屋干しすると嫌な臭いが発生することもありますが、日当たりの良い南側のベランダなどに干せば、すぐに乾いて家事の効率も良くなります。また、布団もしっかり日に当てることができるため、ダニ予防ができます。

ガーデニングに適している

南向き物件で日当たりが良いということは、ガーデニングにも適しています。

一軒家なら庭、マンションやアパートならベランダ等で植物を育てるのに向いている物件となります。部屋の中にも光が差し込むため、観葉植物を窓際に並べて置いておいても元気に育ってくれます。

友達と遊びやすい

小学校が近いと、友達とワイワイ楽しみながら遊べることは子どもにとって大きなメリットとなります。
運動場を自由に使って友達と触れ合うことにより、日々コミュニケーション能力は上がっていきます。

シャイな子が活発になったり、特定の子たちだけではなくいろいろな子たちと関われたりと、社会人になるまでに培っておきたい能力も運動場で上げることができます。

勉強をする時と違い、学年を問わず遊べるのもメリットでしょう。まだ小さいなら、上の子から遊び方を教えてもらうことができます。逆に高学年の子どもなら、下の子と触れ合って教え方を自然に身につけることができます。

冬に暖かい

日が当たると明るいだけでなく暖かさも感じることができますから、冬には暖かいことも南向き物件のメリットです。

自然のヒーターを使うことができるなら、エアコンやストーブなどの光熱費が浮くため家計に優しい物件となります。また、南向き物件は日が短い冬でもたっぷり日が当たるため、寒さが苦手な方は、東と南に面している部屋を自室とすることをおすすめします。

南向き物件は注意点が必要って本当?

南向き物件は日当たりが良いため、夏場は暑くなりやすいといわれることがあります。
しかし、質の良い断熱材を使用したり、24時間換気システムなど、工夫次第で快適な住まいになります。

また、書籍やインテリアなどの日焼けしてしまうという声を聴くこともあります。確かに南向き物件は日当たりがいいため、直接日が当たるところに物を置いておくと、部屋の中でも日焼けしてしまうことがあります。大事なものや日焼けしてほしくないものであれば日の当たらないところに移動させるだけで簡単に解決できますので、部屋のレイアウトを工夫してみるといいでしょう。

南側道路の家を選ぶ際のポイント

では、南側道路物件を選ぶポイントには何があるのでしょうか。どんなところに注目して物件選びをしたらいいのか見ていきましょう。

駐車場の大きさを考える

南側道路の家を選ぶ場合は、駐車場の大きさを考えておきましょう。南側道路ということは、駐車場も南側に作ることになるからです。

せっかく南向きの物件を購入しても、駐車場が家の日当たりを邪魔してしまってはもったいないです。このような場合は、車が停まっている時にも部屋に日が入ってくるよう、玄関に階段やスロープを設置するなど、1階部分を少し高めに設定しておくことで対策ができます。南側道路の家を選ぶ時は、駐車場や玄関などの外構をどのようにするかもチェックしておきましょう。

南に高い建物がないかチェックしておく

南側道路の家を選ぶ際には、前述したように駐車場や高い建物の影響で日が当たりにくくなる可能性があるため、一般的には1階に作るリビングやダイニングを2階に作る案も有効です。
明るいリビングはその場の雰囲気も明るくしてくれますし、人目を気にすることが少なくなるメリットもあります。

リビングを2階にする

南側道路の家の場合であっても、その南側に高い建物がある、あるいは将来的に高い建物が建つ予定があれば、南側道路の家でも日当たりが悪くなる可能性があります。

南側が道路で建物が隣になければ日当たりも良好と考える方は多いですが、冬は太陽の傾きが低く、南側の建物に日が遮られることもあります。近くに高い建物が建つ予定のなさそうな土地選びも重要です。

その他の方角の物件の特徴

南向きの物件にフィーチャーしてきましたが、その他の方角の物件にはそれぞれどんな特徴があるのでしょうか。違いを意識し、良いところも悪いところも知っておきましょう。

東向き物件の特徴

東向きの物件は、朝日が当たるため南向き物件の次に人気です。

朝気持ちよく目覚めたい方や家で活動的に過ごしたい方、夏でも朝の涼しい時間に日を入れたい方におすすめです。お昼ごろから日差しが強くなりますが、日中家にいないならそれほど気になりません。

西向き物件の特徴

西向き物件は、午後から夕方にかけて日差しが家に当たるようになります。

午前中は少し日が入りにくいですが、午前中に家を空けることが多い方は気にならないかもしれません。
午後から洗濯物を干しても、衣類が乾きやすいメリットがあります。

北向き物件の特徴

北向き物件は一般的には人気がないと言われる傾向がありますが、日が強く当たらないからこそ夏場は快適に過ごせるメリットがあります。ただし、冬は寒くなるので、寒冷地ではなく夏の暑さが厳しい地域に向いています。

家の明るさについては、大きな窓を用意したり、天窓を設置することで北向き物件でも明かりを十分に確保できます。

まとめ

南向き物件は、日当たり良好で一番人気の物件です。洗濯物が早く乾いたり、部屋の中が明るいため日中は照明を必要とすることも少ないでしょう。

また、冬場でも暖かく過ごしやすい家なので光熱費を抑えることも可能です。南向き物件ならではの明るい家を是非一度見学してみてはいかがでしょうか。


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