暮らしのコラム

2024年4月10日

さいたま市を構成している10区のうち、南東部に位置する緑区。
国内最大のサッカースタジアムを擁することなどでも知られる緑区は、埼玉高速鉄道の開通から賑わい始め、現在は自然あふれる住宅地が見られます。
今回はそんな緑区がさいたま市の中でもどんな魅力があるエリアなのか、その住みやすさをご紹介します。

1. さいたま市緑区ってどんな街?

さいたま市の行政区の1つであり、浦和区や川口市などに囲まれて南東部に位置するのがさいたま市緑区。
プロサッカーチームの本拠地としても知られる日本最大のサッカースタジアム「埼玉スタジアム2002」があることでも知られており、観戦に多くのファンも訪れています。

現人口は13万人ほどの緑区ですが、アクセスの中心となる浦和美園駅の開業から開発が進み、現在は落ち着いた住宅街が広がっています。
浦和美園駅・東浦和駅には以下の路線が通っており、東京メトロに直通していることなどから浦和美園からは東京都内まで直通で1時間以内と、アクセス面でも便利ですね。
通勤や通学などで都内に通う人も多くいるでしょう。


【JR東日本】

路線名 さいたま市緑区内の駅
武蔵野線 東浦和駅

【埼玉高速鉄道】

路線名 さいたま市緑区内の駅
埼玉高速鉄道線(埼玉スタジアム戦) 浦和美園駅

また、東北自動車道浦和インターチェンジや首都高速埼玉新都心線の見沼出入り口なども付近にありますので、ドライブやマイカーでのお出かけにも便利です。 ただ、埼玉スタジアム2002があるため試合時などは渋滞や混雑が起きる場合もありますので注意が必要です。

2. さいたま市緑区の住みやすさ

平成19年度よりさいたま市が実施しているさいたま市民意識調査では、令和5年の定住意向の項目について以下のような結果でした。


「ずっと住み続けたい」「当分の間住み続けたい」と答えた人が85.2%と非常に高く、多くの市民が住み続けたいと思う魅力があることが想像できます。
また、「住みやすさ」そのものを問う項目もあります。


(参考:令和5年度 さいたま市市民意識調査結果


住み心地はどうかというこちらの質問に関しても、「住みやすい」「どちらかと言えば住みやすい」と答えている人が多く、合わせて86.6%となっています。
このデータからも分かる通りさいたま市は非常に住みやすいエリアであり、中でも緑区は住宅街の広がる地域として多くの人が暮らしており、様々な魅力があります。

2-1.  落ち着いた雰囲気の住宅街

緑区は、

●   豊かな自然が広がる中央部

●   東浦和駅を擁し、整備された住宅地が立ち並ぶ西部

●   浦和美園駅を擁し、開発が進む東部


のおおまかな3つのエリアに分けられます。

西部には住宅が立ち並び、都心に近いエリアの中では比較的閑静で落ち着いた住宅街となっていることが特徴です。
歴史ある建物や長く住んでいる人も多く、暮らしやすいエリアだと言えるでしょう。
住宅地の増加と都市開発が進み、人口も着実に増えていっています。

2-2. 公園が多く自然豊か

河川に囲まれ豊かな自然あふれる緑区には、親子で楽しめるような公園も多くあります。
おすすめのスポットをいくつかご紹介します。

▼見沼自然公園

江戸時代の開拓から現在も保護されている、広大な見沼田んぼの北端に位置する大規模な公園が見沼公園です。
自然公園であるこちらは豊かな緑と多くの野鳥が見られることが特徴です。
カワセミやカルガモなど、野鳥の観察をしながらのんびり散策するにはぴったりの公園ですね。

▼大崎公園

見沼田んぼの東側には、こちらも広大な面積を誇る大崎公園があります。
芝生広場や夏限定の「じゃぶじゃぶ池」、大型遊具など子どもが遊べる場所がたっぷりあります。
中には無料の子供動物園もあり、アメリカアカリスなどの小動物・中動物を見ることができます。

▼さぎ山記念公園

かつてこのエリアは、サギの繁殖地として国の特別天然記念物の指定を受けていました。
その中心地に作られたのがこの公園で、入り口にはサギのモニュメントがシンボルとして飾られています
。 季節の木々や花が楽しめるほか、サギのはく製が見られる「さぎ山記念館」も併設されています。

2-3. 買い物にも困らない

埼玉スタジアムの最寄りでもある浦和美園駅では、現在さいたま市によって「みそのウイングシティ」として開発事業が進められています。
現在も駅周辺にはショッピングモールや各種店舗が軒を連ねており買い物には困らないエリアですが、更なる開発が進めばより利便性は高まるでしょう。

南の東浦和駅周辺は、見沼田んぼが広がり浦和美園とは打って変わってのどかな風景が見られます。
しかし駅前にはスーパーや商業施設など生活に必要な施設が揃っており、落ち着いた雰囲気ながらも利便性は損なわれていません。

3. さいたま市緑区の治安

さいたま市緑区の刑法犯認知件数は、過去3年で以下のようになっています。 同じさいたま市大宮区の令和5年度の件数が1,588と倍近い数値になっていることからも、緑区の治安は比較的良いことが分かりますね。


【さいたま市緑区の刑法犯認知件数】

  令和3年 令和4年 令和5年
刑法犯認知件数 594 650 859

(参考:さいたま市の犯罪情勢 / 令和5年度市町村別刑法犯認知件数


住宅地として整理されている場所の多い南区では、その閑静な雰囲気からも治安が良いとされています。
東浦和駅前では警察署や消防署がすぐ近くにあり、巡回も頻繁に行われているため安心感があるでしょう。

また、こういったパトロールなどの取り組みから、さいたま市全体の刑法認知件数は平成16年のピークより減少し続けています。

4. さいたま市緑区の子育て環境

さいたま市緑区は、その住宅地の多さから子育て世帯も多く住んでおり、子育て支援や教育支援が進められています。
労働のために認可外保育施設に子どもを預ける親に対して保育量を軽減する措置など、仕事と子育ての両立を応援するための具体的な施策が行われていますね。

東浦和エリアをはじめ有名な私立の幼稚園から高校・大学まで学校施設も揃っており、教育に力を入れたい方にもおすすめです。
自然豊かで公園も多いため、環境的にも子育てをしやすいエリアなのではないでしょうか。

4-1. 父親・祖父母の子育て参加を支援

緑区をはじめ、さいたま市全体で進められているのが父親・祖父母の子育て参加支援です。
「子育てパパ応援プロジェクト」として保育士や幼稚園教諭業の体験や、「父子手帳」と呼ばれる子育て情報冊子の配布などを行っていたり、 「三世代子育て応援事業」として講座の実施や「祖父母手帳」の配布など、三世代・また地域みんなで子育てに参加するための取り組みが行われています。

5. さいたま市緑区の戸建て相場

さいたま市緑区に魅力を感じ、マイホームの購入を考えているという方が気になるのが住宅の価格相場・地価の面ではないでしょうか。

まず、国土交通省による地価公示では、2024年のさいたま市緑区の住宅地の1平方メートル当たりの平均地価は178,335 円となっています。
さいたま市緑区の住宅地の地価平均は過去3年間で徐々に上がっていることから、住宅地としての需要の高さが伺えます。
さいたま市全体としても、地価は上昇の傾向にありますね。

また、ポラスで実際に掲載している情報などを参考にすると、さいたま市緑区の新築一戸建ての価格は3LDKで約4,000万〜6,000万円ほどが相場と言えるでしょう。
あくまで相場であり幅はありますので、さいたま市緑区の実際の戸建て情報をご覧になりたい方は、ぜひ以下のページをご参考ください。
緑区以外にも、さいたま市の様々な住宅をご紹介しております。


6.  さいたま市緑区での家探しはポラスへ

さいたま市緑区は、自然豊かで落ち着いた住宅街が広がる暮らしやすいエリアです。
生活に不便なく、閑静な場所で暮らしたいという方や、子育て世帯の方にはおすすめできる街だと言えるでしょう。
都内へ通勤や通学の必要がある方にも、アクセスのよい場所です。

この記事を読んで、さいたま市、特に緑区に住みたいと感じた方は、まずはポラスでの家探しから始めてみてはいかがでしょうか。
ポラスでは、心地よい暮らしを実現するための実用性とデザイン性を兼ね備えた分譲住宅をご提供しております。
お一人お一人のライフスタイルに合わせた空間を提案し、新たな生活をサポートさせていただきますので、さいたま市緑区で住宅をお探しの方は、ぜひポラスの分譲住宅公式ウェブサイトをご確認ください。


用地募集
☆新着物件 物件を探す
このページのトップへ戻る