富士見市の住みやすさは?
街の魅力や周辺環境を徹底解説
埼玉県の南西部に位置しており、その名の通り富士山を望むことができる富士見市。
県庁所在地のさいたま市と接しており、都心へのアクセスが良いことも特徴です。
そんな富士見市は、生活をする街としてはどのような特徴があるのでしょうか。
今回は富士見の市の住みやすさについて、周辺環境などから解説していきます。
1. 富士見市は住みやすい?
マイホームを購入する場合など生活する街を決める上では、周辺の環境などからその街が住みやすいか、暮らしに合っているかを慎重に判断することが大切です。
ではそもそも、住みやすさとは何なのでしょうか。
国土交通省による資料では、「就業機会」「交通の利便性」「住環境」「自然環境」「福祉体制」など、様々な要素が関わるとされています。
これらの要素から今回ご紹介する富士見市が住みやすい街かどうかを見ていく前に、まずは富士見市に実際に住んでいる人の声をデータから見ていきましょう。
1-1. 富士見市民の声
富士見市では市民生活の向上に向けて、よりよいまちづくりの推進のために3年ごとに市民意識調査が行われています。
調査対象は富士見市に住む18歳以上の個人から無作為に選ばれるもので、最新の調査である令和3年の第16回市民意識調査では、住みやすさや定住意識について以下のような結果が出ています。
【現在の住みごこち】

住み心地に関する設問では、「住みよい」が35.9%、「やや住みよい」が41.4%となっており、合わせて77.3%の人が富士見市を「住みごこちが良い」と感じていることが分かります。
また同資料には今回を合わせた過去5回分の調査結果からの経年変化も掲載されており、平成21年度の調査結果から今回に至るまで、「住みごこちが良い」と感じている人が増加し続けていることが記されています。
【定住意識】

また、今後の定住意識を問う設問では「ずっと住み続けたい」が38.9%、「当分の間は住み続けたい」が41.7%と合わせて80.5%の人が「住み続けたい」と感じており、このことからも長く住み続けられる住環境だということが分かるでしょう。
こちらの項目に関しても平成21年度の調査結果から今回に至るまで「住み続けたい」と感じる人が増加傾向にあることが記されています。
(参考:富士見市 第16回市民意識調査 結果)
2. 富士見市が住みやすい理由
データからも読み取れる通り、「住みやすい」「住み続けたい」と感じる人が多くいる富士見市。
では次に、なぜ富士見市が住みやすいと感じるのか、その理由を見ていきましょう。
先ほどご紹介した調査では、住み心地に関してなぜ「住みよい」と答えたのか、その理由を調査した結果もあります。
そこで見られた上位3つが、
● 通勤・通学に便利である ● 買い物に便利である ● まわりに緑や公園が多い |
といった要素です。
ここでは、この3つの住みやすい理由について詳しくご紹介していきます。
2-1. 交通の利便性
まずは、交通の利便性が高く、通勤・通学にも便利であるということです
路線名 | 富士見市内の駅 |
東武鉄道東上本線 | みずほ台駅・鶴瀬駅・ふじみ野駅 |
市内の各駅から池袋まで30分以内で行けるなど、都心へのアクセスも抜群です。
また、国道254号や浦和所沢バイパス(国道463号)なども通っており、お車での移動が多い方にも便利なエリアになっています。
さらに市内では、バスも豊富に走っています。
● 東武バスウエスト ● ライフバス ● 西武バス ● 富士見市内循環バス |
などのバスが運行しているほか、近隣の大型商業施設への定期バスや、羽田空港・成田空港への連絡バスもあるなど、どこに行くにも困らない充実した交通事情と言えるでしょう。
2-2. 買い物にも便利
富士見市でのお買い物で有名なのが、市庁舎前にある大型商業施設「ららぽーと富士見」です。
東武東上線エリア最大級の商業施設であり、周辺住民はもちろん様々な場所から買い物客が訪れます。
また、特に主要駅となるふじみ野駅周辺など、駅の周りは活気があふれており、駅直結の商業ビルやスーパー、ドラッグストアなど、生活に必要な施設が立ち並んでいます。
市内各地には商店街もあるため、買い物には困らないのも住みやすいと感じる要因でしょう。
2-3. 自然が豊かである

その名前の由来ともなっているように各所から富士山が見られることをはじめ、自然が豊かで公園が多いのも特徴です。
市章も富士山が中央に描かれ、その周りを3本の川が流れるようなデザインになっており、富士見市の象徴的な風景を表しています。
そんな河川を活かした公園や花の名所など、緑を楽しめるスポットも多数存在しています。
例えば、国の史跡にも指定される縄文貝塚である水子貝塚の保存を目的とした、「水子貝塚公園」などです。
水子貝塚公園は「縄文ふれあい広場」という愛称でも親しまれており、縄文時代前期を代表する水子貝塚や復元された5棟の竪穴式住居、また縄文を再現した森に囲まれた遊歩道などがあります。
竪穴式住居の1棟では縄文人家族の生活の様子も再現されており、見学も可能です。
大人も子供も、歴史を学びつつ緑を楽しむことができるでしょう。
3. 富士見市の治安
つづいて、住みやすさの指標のひとつである住環境にも関係する治安についてです。
令和3年までの富士見市の刑法認知件数の推移は、次のように発表されています。
平成 29 年 | 平成 30 年 | 令和元年 | 令和2年 | 令和3年 | |
刑法犯認知件数 | 1,002 | 851 | 832 | 641 | 607 |
(参考:富士見市安全安心なまちづくり防犯推進計画)
この表でも分かる通り、富士見市の犯罪件数は減少傾向にあります。
富士見市では、「富士見市安全安心なまちづくり防犯推進計画」と称した安心安全なまちづくり推進のための計画が平成29年に策定されました。
その取り組みにより、刑法認知件数減少の成果を収めることができたと言えるでしょう。
令和4年には高齢者を狙った特殊詐欺などへの対策を強化するための改訂もなされ、パトロールや防犯カメラの設置、防犯知識の普及など、現在も様々な取り組みが行われています。
4. 富士見市の子育て環境
富士見市は「子育てするなら富士見市で」というキャッチフレーズを掲げ、妊娠期から子育てまでの支援に力を入れている街でもあります。
仕事と子育ての両立を支援するために保育施設や放課後児童クラブなどの環境を充実させることや、専門の人員による総合相談など多くの取り組みを行っています。
市が運営する子育て応援サイト「すくすく子育てFUJIMI」では、妊娠中から高校生のお子様がいる家庭まで幅広く、保育施設や学校、医療について、各種支援についてなど、あらゆる情報を積極的に発信しています。
医療費などの助成はもちろんひとり親家庭の親の就労支援のために講座受講料を支援する「ひとり親家庭自立支援給付金」など、ひとり親に対する支援も充実しているため、ひとり親家庭も安心ですね。
治安への対策や通学の利便性、また自然豊かな環境など、お子様のいるご家庭にもおすすめできる要因が揃っているのが富士見市です。
5. 富士見市の戸建て価格相場

人生最大と言ってもよいほど大きな買い物であるマイホームの購入を考えている方にとっては、価格も重要なポイントですよね。
まず、国土交通省による地価公示では、2024年の富士見市の住宅地の1平方メートル当たりの平均地価は181,069 円となっています。
過去5年分のデータを見ると富士見市の住宅地の地価平均は3年前から上昇傾向にあり、住みやすさからなのか不動産的な需要が高まっていることが分かります。
また、ポラスで実際に掲載している情報などを参考にすると、富士見市の新築一戸建ての価格は3LDKで約4,000万〜6,000万円ほどが相場と言えるでしょう。
もちろん、細かなエリアやこだわりによっても幅があります。
実際の戸建て情報をご覧になりたい方は、ぜひ以下のページをご参考ください。
6. 富士見市での家探しはポラスへ
富士山の見える自然豊かな風景と、大型商業施設などが立ち並ぶ活気ある街並み。
利便性とともに緑豊かな環境を備えた富士見市には、住みやすい様々な魅力があります。
この記事を読んで富士見市での暮らしに興味をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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