さいたま市見沼区の住みやすさは?
自然豊かな街の魅力を紹介
大宮区や浦和区、北区など、10の行政地区から成っているさいたま市。
そんな市の中で、北東部に位置しているのが見沼区です。
「見沼田んぼ」と呼ばれる田園地帯が広がる見沼区ですが、市内でも人口の多いエリアでもあります。
はたして見沼区での暮らしには、どのような特徴があるのでしょうか。その住みやすさをご紹介したいと思います。
さいたま市見沼区ってどんな街?

さいたま市の行政区の1つ、北東部の見沼区は、豊かな自然が見られる一方で住宅地としての開発も進んでおり、市内のベッドタウンとしての面もあります。
そのため人口も多く、令和5年で16万8千人ほどと、市内でも南区・浦和区に次いで3番目に人口が多いとされています。
多くの人が暮らす見沼区は、住みやすさという観点において良いエリアなのでしょうか。
自身が生活するエリアを後悔なく選ぶには、その町が住みやすいかどうか、その特徴を知ることが重要です。
国土交通省による資料では、「住みやすさ」には就業機会・交通の利便性・住環境・自然環境・福祉体制など、様々な要素が関わるとされています。
これらの要素も踏まえて、見沼区の住みやすさについても見ていきましょう。
さいたま市見沼区の住みやすさの理由
まず、見沼区を擁するさいたま市全体の住みやすさを見てみましょう。
令和5年に行われた市民調査では、市の住みやすさについて以下のような結果が出ています。

まず、定住意向を問う項目では、「ずっと住み続けたい」「当分の間住み続けたい」と答えた人が合わせて85.2%と、多くの市民が住み続けたいと思う魅力があることが想像できます。
他にも、「住みやすさ」そのものを問う項目ではこのような結果が出ています。

(参考:令和5年度 さいたま市市民意識調査結果)
住み心地はどうかというこちらの質問に関しても、「住みやすい」「どちらかと言えば住みやすい」と答えている人が合わせて86.6%と非常に多くなっています。
このように、そもそも市全体として住みやすいエリアであるさいたま市の中でも、見沼区は人口が特に多い地域であり、多くの人が魅力を感じているでしょう。
そんな見沼区ならではの住みやすさの理由を、具体的にご紹介していきます。
通勤・通学にも便利なアクセス
まずは、通勤・通学にアクセスが便利だということです。
見沼区には、次のような鉄道が運行しています。
路線名 | 見沼区内の駅 |
JR宇都宮線(上野東京ライン・湘南新宿ライン) | 東大宮駅 |
野田線(東武アーバンパークライン) | 大和田駅・七里駅 |
東大宮駅からは宇都宮線で上野駅・東京駅など東京都内にも1時間以内でアクセスできるため、都内への通勤・通学にも便利です。
野田線を利用して、春日部方面や大宮方面など県内の主要エリアへ向かう方も多いですね。
大宮区とも近い位置関係にあり、市内を走るコミュニティバスも手軽に利用できるため、特に市内南部に住む人は大宮駅やさいたま新都心駅を利用している人も多いでしょう。
大宮駅からは新幹線もあり、各地にアクセス可能です。
買い物にも便利
面積が広く人口も多いためか、駅周辺が商業施設などで賑わっているほか、地域密着のスーパーも各地に点在しており、スーパー激戦区となっているため、日常の買い物には困りません。
大型のショッピングモールがないため休日のショッピングなどには多少不向きかもしれませんが、大宮区が近いため大宮駅周辺に出向いたり、都心に出向いたりといったことも気軽にできますので、大きな不便は感じないでしょう。
自然豊かな環境

見沼区は自然豊かな環境も特徴のひとつで、南部には「見沼田んぼ」と呼ばれる田園が広がっています。
見沼田んぼ周辺は埼玉により緑地の保全も行われており、のどかな田園風景を楽しむことができるでしょう。
見沼田んぼには見沼自然公園と呼ばれる公園もあり、クワガタやカブトムシなど子どもにも人気の昆虫が生息しています。
お子さんとともに訪れてみてはいかがでしょうか。
さいたま市見沼区の治安
暮らしやすさの基準のひとつともなるのが、そのエリアの治安です。
見沼区の刑法犯認知件数は、以下のようになっています。
令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | |
刑法犯認知件数 | 650 | 616 | 971 |
(参考:さいたま市の犯罪情勢・令和5年度市町村別刑法犯認知件数)
隣接する大宮区の令和5年の認知件数である1,588件と比較すると、人口が多いのにも関わらずその数が少ないことが分かります。
また、防犯意識を高めるための講演会の開催など、様々な防犯への取り組みも行われています。
自然の多い地域もあるため駅から離れた場所では人通りが少なかったり、暗くなってしまったりと気を付けた方が良い箇所もありますが、防犯施策が行われていることが分かると安心して暮らすことができますね。
さいたま市見沼区の子育て環境
さいたま市見沼区では、市を挙げて医療費助成や父親・祖父母の子育て参画を支援する取り組みなど、子育て支援も充実しています。
自然豊かな環境で子育てにもぴったりな見沼区には、多くの認可保育園や幼稚園、学校施設が存在します。
近隣には芝浦工業大学や、野球で有名な浦和学院、進学校である栄東高校なども存在し、学生の街としても賑わっており、教育に力を入れたいというご家庭にも見沼区は良い環境ではないでしょうか。
特に住宅地として現在も開発されている東大宮エリアではファミリー層も多く、小さなお子様も多く見られます。
今後出産の予定がある方など、これから子育てを行う世帯にもおすすめのエリアになりますね。
さいたま市見沼区の戸建て相場
見沼区では、ご紹介したような自然豊かで便利な暮らしを楽しむことができます。
見沼区での暮らしに興味がわいたところで、次に気になるのは住宅の相場ではないでしょうか。
国土交通省が公示している地価では、2024年のさいたま市見沼区の住宅地の1平方メートル当たりの平均地価は116,760円となっています。
過去3年間、徐々に地価が上がっていることから、住宅地として需要が高いことが伺えますね。
さいたま市全体としても、地価は上昇の傾向にあるでしょう。
また、ポラスで実際に掲載している情報などを参考にすると、さいたま市見沼区の新築一戸建ての価格は3LDKで約3,000万〜4,000万円ほどが相場とされています。
大宮区など周辺の主要エリアと比べて比較的相場は安いと言えるでしょう。
しかし、あくまで相場であり幅はありますので、さいたま市見沼区の実際の戸建て情報をご覧になりたい方は、ぜひ以下のページをご参考ください。
見沼区以外にも、さいたま市の様々な住宅をご紹介しております。
さいたま市見沼区での家探しはポラスへ
のどかな風景が楽しめる、都心に近いながらも落ち着いた環境が魅力の見沼区。
この記事を読んで、さいたま市で暮らしてみたい、特に見沼区に魅力を感じた方は、まずはポラスでの家探しから始めてみてはいかがでしょうか。
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