暮らしのコラム

2024年2月20日

埼玉県南東部にある川口市は、人口約60万人の中核都市で、県庁所在地であるさいたま市に次いで県内でも人口の多い街でもあります。また、埼玉県の中でも住みやすさに定評のある街として有名で、「本当に住みやすい街大賞」では4年連続でランクインし、うち2年連続で1位を獲得しています。
「本当に住みやすい街大賞」は住環境、交通の利便性、教育・文化環境、コストパフォーマンス、発展性の5項目を選考基準にしており、多くの人がこの項目を住みやすさの判断基準として重要視しているわかります。
今回の記事では、川口市の治安や価格相場、子育て環境などにも触れながら、魅力を徹底的に解説します。
川口市への移住を検討している方は、ぜひ参考にして今後の家選びにも役立ててみてください。


川口市の住みやすい特徴

全国では11年連続で総人口が減少(総務省「人口推計」 2021年10月1日時点)しているなか、川口市は増加トレンドが続いている人気高い街です。平均年齢44.2歳(全国平均46.4歳)、65歳以上の割合は22%(全国27%)、15歳~65歳までの生産年齢人口は65%(全国61%)と、ミドル層が多い街でもあります。
そんな川口市は、いったいどんな所を住みやすいと思われているのでしょうか。次の4つの観点から見ていきましょう。

●交通の利便性
●商業施設の充実
●都会と自然の調和がとれた雰囲気
●再開発が進んでいる

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。


交通の利便性

川口市は、交通の利便性が非常に高い街です。
東京駅までどれくらいの所要時間でたどり着けるのかを、表にまとめてみました。

発着駅、到着駅 所要時間
川口駅から東京駅 JR京浜東北線快速で約30分
東川口駅から東京駅 ・埼玉高速鉄道(東京メトロ南北線直通)、JR京浜東北線快速で約50分(乗り換え1回)
・JR武蔵野線で約60分

川口駅からは京浜東北線を利用すれば、約30分で東京駅までたどり着けます。新宿方面に向かう場合は、赤羽駅で埼京線に乗り換えれば約40分で到着するので、通勤通学で日常的に都心に向かう方には、かなり便利な街だと言えるでしょう。
また、川口市の郊外にあたる東川口駅付近からも、埼玉高速鉄道を利用すれば東京駅まで約50分で到着します。郊外でも交通の利便性が高いので、自動車を手放す方も多くなっています。


商業施設の充実

川口市は商業施設も充実しています。
例えば川口駅の場合、駅から徒歩約15分の位置に大型商業施設アリオ川口、駅からのシャトルバスに乗れば25分でイオンモール川口に到着できます。
その他にも川口駅周辺では以下のように商業施設が充実しているため、普段の買い物で困ることはないでしょう。

商業施設 件数
スーパーマーケット 駅付近に5件
コンビニ 駅付近に8件
ドラッグストア 駅付近に6件

また前述した通り、東京方面には30分程度で行けるので、家族でお出かけする際にも便利な街です。


都会と自然の調和がとれた雰囲気

川口市は東京の隣ということもあり、高いビルも立ち並ぶ都会的な雰囲気があります。その一方で公園などの自然環境も整えられているため、子育て世代の方にも住みやすい街と感じられるでしょう。
なかでも、川口市立グリーンセンターや川口西公園などは、人気の自然と触れ合えるスポットになっています。
また東京郊外にも出やすく、荒川運動公園まで向かえば、荒川河川敷の緑を楽しむこともできます。荒川運動公園にはドッグランや野球場もあるため、ペットと一緒に遊んだりスポーツを楽しむこともできるので、体を動かしたい方にもおすすめです。


再開発が進んでいる

川口市では老朽化した建物などを取り壊して、都市整備を行う再開発が随時進んでいます。
例えば以下のような再開発事業が計画されています。

●駅前広場等の公共施設や駐車場の整備
●良質な都市型住宅の供給と住環境の整備
●街灯の設置など、安心安全なまちづくりの促進
綺麗なまちづくりは住みやすいまちづくりの第一歩になるので、川口市は年々住みやすい街になってきているといえそうです。


知っておくべきポイント

川口市は住みやすくて魅力的といわれている街ですが、いくつかの注意点もあります。住んで後悔しないためにも事前に押さえておきましょう。

●自転車の割合に対して歩道が狭く、混雑しやすい
●街の中心地を外れると交通の便が悪くなる
●工業地帯付近は大型トラックの走行音がうるさい
●土日祝日はショッピングモールに向かう車で渋滞しやすい

川口市には60万人もの人が住んでいるので、歩道や道路が整っていないところでは、自転車と歩行者で混みあってしまうことが多いです。特に、まだ動きの読めない小さなお子様を連れている方は事故の危険性もあるため、交通量の多い場所ではしっかり見守るようにするのが良いでしょう。
また、地域によっては街の中心地よりも交通の便が悪くなる場合があるため、車を利用しない方は近くの駅・路線やバス停などはしっかり確認しておくと、住んでから後悔することはなくなるでしょう。
そのほか、川口市には郊外に工業地帯がありますが、この工業地帯付近では大型トラックが行きかうので、ある程度の騒音を覚悟する必要もあります。さらに土日祝日はけやき通りなどで渋滞が発生しやすいので、その辺りも知っておくべきポイントです。





川口の治安は?

川口市の治安は近年、警察の取り締まりを増やしていることもあり、年々改善されています。
2004年から行われている環境浄化作戦では違法風俗店が一掃され、2012年時点では10,455件だった刑法犯認知数も、2022年になると3,815件まで減少しています。(参照:川口市公式データ

住みやすい街にするためには、治安の良さは必要不可欠です。特に子育て世帯にとって子供の安全は重要視したい部分かと思います。そんななかで川口市は、警察とも協力しているという点で、治山改善について力を入れているといえます。

川口市の新築一戸建てはいくらで買える?

川口市で新築一戸建てを購入すると、どれくらいの価格で買えるのかを表にまとめてみました。
比較しやすいように、近隣自治体の価格相場も載せています。

エリア 新築一戸建てを購入する際の価格相場
川口市 3,000万円~6,000万円
さいたま市 3,000万円~8,500万円
川越市 2,000万円~7,000万円
越谷市 2,500万円~6,500万円

川口市で新築一戸建てを購入すると、約3,000万円~6,000万円が相場になります。
埼玉県の中心都市さいたま市よりは価格は安くなっていますが、その他の都市と比べると多少割高な価格です。
とはいえ川口市は都心までも直通の路線がありますし、郊外には豊かな自然も広がっているので総合的に見ると、リーズナブルな価格だともいえるかもしれません。
利便性も高く治安も改善されているので、都心に通勤通学をされているのであれば、川口市への永住を考えてみるのもおすすめです。
埼玉県の中でも住みやすい街の1つだといって、間違いないでしょう。

川口市の子育て支援事業

川口市では、積極的に子育て支援事業にも取り組んでいます。
子育て支援として行われているのは以下のような事業です。

●パパ・ママ応援ショップ事業
●保育所や認定こども園の計画的な整備
●教育や保育の質を高めるために職員の処遇や配置の改善をしている
●ペアレントトレーニング

埼玉県では子育て家庭優待制度として、優待カードを提示した方のみにポイントが付与されるなどの、優待事業を行っています。
川口市でももちろん実施されていて、それが「パパ・ママ応援ショップ事業」です。
18歳未満のお子様がいる家庭が対象で、協賛店で買い物をする際に優待カードを提示するだけで特典を受けることができます。買い物をする際にお得になることが多いので、優待カードを活用することで子育てしやすい環境になるでしょう。

また市では子育て支援事業として、保育施設の計画的な整備や職員の処遇や配置の改善を随時行っています。
保育施設の整備を定期的に行うことで整備の行き届いた保育所を利用できますし、職員の配置改善などにより子供にしっかりと目が行き届きやすいので安心して保育所に預けやすいでしょう。
その他、「何度言ってもきかない」「落ち着きがない」「かんしゃくが強い」などのお子様を育てるために、親御さんへのペアレントトレーニングという講座も行っているので、こちらも子育て支援の取り組みの1つだといえます。


川口でおすすめの家をポラスが紹介

今回は川口市の住みやすさについて、詳しく解説してきました。
川口市は都心にも出やすい街で、また施設も充実しているため、永住に向いています。子育て世帯にとっても、警察との協力によって街の取り締まりも強化されていることや、子育て支援制度の充実性を見ても住みやすい街といえるでしょう。

またポラスグループでは、さいたま市、越谷、川口、柏、船橋の5商圏で住宅総合販売部門1位を獲得した実績があり、川口商圏に関しては、第一位を7回獲得しています。今回の記事で川口市が気になった方は、ぜひ一度、ポラスの分譲住宅で物件を探してみてはいかがでしょうか。


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