暮らしのコラム

2025年10月7日

埼玉県川口市は住みやすい?治安は?
子育て環境など魅力を解説!





埼玉県南東部にある川口市は、県庁所在地であるさいたま市に次いで県内でも人口の多い街として知られます。
また、民間企業が実施した「本当に住みやすい街大賞」では、過去に4年連続でランクインし、うち2020年・2021年では2年連続で1位を獲得しているなど、実は埼玉県の中でも住みやすさに定評のある街としても有名です。

では、埼玉県川口市は果たしてどのような理由から住みやすいとされているのでしょうか。
今回の記事では、川口市の住環境・子育て環境などにも触れながら、魅力を徹底的に解説します。
川口市や埼玉周辺への移住を検討している方は、ぜひ今後の家選びにも役立ててみてください。

1. 埼玉県川口市は住みやすい?

埼玉県の南東部に位置し、人口約60万人の中核都市である川口市。
東南で足立区、荒川をはさみ南では北区と接する都内にも近いエリアである川口市は、バッドタウンとしても人気です。

自身が生活するエリアを後悔なく選ぶには、その町が住みやすいかどうか、その特徴を知ることが重要です。
国土交通省による資料では、「住みやすさ」には交通の利便性・住環境・自然環境・福祉体制・就業機会など、様々な要素が関わるとされています。

「住みやすい街」として知られ、多くの人が暮らす川口市は、実際に暮らしやすさを持つエリアなのでしょうか。
まずはその実態を、市民の声から見てみましょう。


1-1. 川口市民の声

川口市では、街づくりに対しての評価・意見を知り、よりよい施策の進行管理を行うために、毎年川口市に住む満18歳時以上から無作為に抽出した5,000人を対象に、市民意識調査が実施されています。

そこでは、以下のような定住意向を示す質問もなされています。


(参考:川口市|令和6年度市民意識調査報告書


令和6年度の調査では、「今後とも川口市に住み続けたいか」という質問に対し、81.1%の人が「住み続けたい」と答えています
また、同調査では川口市に転入したきっかけを答えるものもありますが、転入のきっかけとして最も多かったのは、23.5%が答えた「住宅の購入」でした。

これらの結果からも、川口市がマイホーム購入・引っ越しに選ばれる人気のエリアであり、さらに市民が住み続けたいと感じるほどの大きな魅力のある街であることが分かりますね。

2. 川口市が住みやすい理由

全国では14年連続で総人口が減少(総務省「人口推計」 2025年1月1日時点)しているなか、川口市は2022年~2023年に多少減少したものの、2024年には再び増加に転じている人気の高い街です。

川口市が住みやすいと言われ、住宅購入の際にも高い人気を誇っているのには、以下のような理由があります。

● 交通の利便性
● 商業施設の充実
● 都会と自然の調和がとれた雰囲気
● 再開発が進んでいる

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。


2-1. 交通の利便性

川口市は、交通の利便性が非常に高い街です。

市内には、次のような路線が通っています。


路線名 川口市内の駅
JR京浜東北線 川口駅・西川口駅
JR武蔵野線 東川口駅
埼玉高速鉄道線 川口元郷駅・南鳩ヶ谷駅・鳩ヶ谷駅・新井宿駅・戸塚安行駅・東川口駅

これらの路線を利用して、東京駅までどれくらいの所要時間でたどり着けるのかを、表にまとめてみました。


発・到着駅 所要時間
川口駅から東京駅 JR京浜東北線快速で30分
東川口駅から東京駅 ● 埼玉高速鉄道(東京メトロ南北線直通)、JR京浜東北線快速で50分(乗り換え1回)
● JR武蔵野線で60分

川口駅からは京浜東北線を利用すれば、30分で東京駅までたどり着けます
新宿方面に向かう場合は、1駅3分で移動できる赤羽駅で埼京線に乗り換えれば40分で到着するので、通勤通学で日常的に都心に向かう方にはかなり便利な街だと言えるでしょう。

また、川口市の郊外にあたる東川口駅付近からも、埼玉高速鉄道を利用すれば東京駅まで50分で到着します。

市内を縦断・横断する国道や首都高速などを利用すれば、自動車での移動も便利ですし、市内ではバス路線も発達しているため、市内外問わず移動に不便を感じることはないでしょう。


2-2. 商業施設の充実

川口市は、商業施設も充実しています。

例えば川口駅の場合、駅から徒歩約15分の位置に大型商業施設アリオ川口、駅からのシャトルバスに乗れば25分でイオンモール川口に到着できます。
その他にも川口駅周辺では以下のように充実した施設があるため、普段の買い物で困ることはないでしょう。


商業施設 件数
スーパーマーケット 駅付近に5件
コンビニ 駅付近に8件
ドラッグストア 駅付近に6件

また前述した通り、東京方面にも30分程度で行けるので、特別なお買い物や休日のお出かけにも便利な街です。


2-3. 都会と自然の調和がとれた雰囲気

川口市は東京の隣ということもあり、高いビルも立ち並ぶ都会的な雰囲気があります。
その一方で公園などの自然環境も整えられているため、子育て世代の方にも住みやすい街と感じられるでしょう。

なかでも、川口市立グリーンセンターや川口西公園などは、自然と触れ合える人気のスポットになっています。
また東京郊外にも出やすく、荒川運動公園まで向かえば、荒川河川敷の緑を楽しむこともできます。
荒川運動公園にはドッグランや野球場もあるため、ペットと一緒に遊んだりスポーツを楽しむこともできるので、体を動かしたい方にもおすすめです。


2-4. 再開発が進んでいる

川口市では老朽化した建物などを取り壊して、都市整備を行う再開発が随時進んでいます
例えば、以下のような再開発事業が計画されています。

● 駅前広場等の公共施設や駐車場の整備
● 良質な都市型住宅の供給と住環境の整備
● 街灯の設置など、安心安全なまちづくりの促進

綺麗なまちづくりは住みやすいまちづくりの第一歩です。
いまだ整備が続けられ、住みやすいまちづくりへの施策を積極的に行っている川口市は、年々住みやすい街になってきているといえそうです。

3. 川口市で行われている防犯・防災の取り組み

住みやすさを考える上で重要なポイントのひとつが、街の安全性です。
特に住宅を購入し家族でのお引越しを考えている方など、お子様のことを考えると、防犯や防災に関する取り組みがしっかりと行われているかはチェックしておきたいところです。

安全なまちづくりのため、川口市では以下のような様々な取り組みを行っています。


● 防犯啓発動画の掲載
● 防犯灯・道路照明灯の設置管理
● 一戸一灯運動
● ライフスタイルパトロール
● 防災本の作成・配布
● ハザードマップ・避難など各種災害時のマニュアル周知

一戸一灯運動とは、夜間に自宅の門灯・玄関灯を一晩中点灯することで、自宅の安全はもちろん、夜間の犯罪発生を予防できる環境を作る取り組みです。 また、個人で会員登録を行うことで自由に見守りパトロールが行える「ライフスタイルパトロール」の実施など、市政での施策はもちろん、市民まで一丸となって、安心できる街づくりが積極的に行われています

4. 川口市の子育て環境

川口市は、子育て支援や教育面にも非常に力を入れており、小さなお子様のいるご家庭や今後子育てを視野に入れているご家庭にも、とてもおすすめです。

子育て支援として行われているのは以下のような事業です。

● パパ・ママ応援ショップ事業
● 保育所や認定こども園の計画的な整備
● 教育や保育の質を高めるために職員の処遇や配置の改善をしている
● ペアレントトレーニング

埼玉県では子育て家庭優待制度として、優待カードを提示した方のみにポイントが付与されるなどの、優待事業を行っています。
川口市でももちろん実施されていて、それが「パパ・ママ応援ショップ事業」です。

18歳未満のお子様がいる家庭が対象で、協賛店で買い物をする際に優待カードを提示するだけで特典を受けることができます
買い物をする際にお得になることが多いので、優待カードを活用することで子育てしやすい環境になるでしょう。

また市では子育て支援事業として、保育施設の計画的な整備や職員の処遇や配置の改善を随時行っています。
保育施設の整備を定期的に行うことで整備の行き届いた保育所を利用できますし、職員の配置改善などにより子供にしっかりと目が行き届きやすいので安心して保育所に預けやすいでしょう。

その他、「何度言ってもきかない」「落ち着きがない」「かんしゃくが強い」などのお子様を育てるために、親御さんへのペアレントトレーニングという講座も行っており、こちらも子育て支援の取り組みの1つだといえます。

また、教育面では、2021年に公立の中高一貫高校が完成したり、家庭の事情により中学校卒業資格が持てなかった人・外国人市民に向けた県内初の公立夜間中学校が2019年に解説するなど、質の高い教育により地域社会のリーダーとなるような人材教育を行うだけでなく、あらゆる子どもを取りこぼさないための教育まで、子供の成長のための様々なサポートを行っています。


4-1. お出かけにおすすめのスポット

子供の成長に欠かせないのは、教育だけでなく遊びも。
市内に多くある公園の中でも、お子様とのお出かけにぴったりなスポットをいくつかご紹介します。

・川口市立グリーンセンター

新井宿駅から徒歩約15分のところにある川口市立グリーンセンターは、広大な敷地内で四季折々の多様な草花が楽しめるだけではなく、アスレチックやミニ鉄道などの大型遊具で思い切り遊ぶことができます。

また、夏にはプール、冬には屋外スケートリンクも利用でき、草花だけでなく遊びからも四季を感じられるでしょう。

・川口西公園 リリアパーク
JR川口駅西口に直結しているリリアパークは、公園の中央に水遊びができる川が流れていることが特徴の公園です。
大型の遊具や小さなお子さん向けの低めの遊具もあり、お子様の成長に合わせて遊びを楽しむことができます。
駅前ながら豊かな自然を感じられるスポットで、春には桜が咲き誇るためお花見スポットとしても有名ですね。

・南平児童交通公園 楽しく遊びながら交通ルールを学べる公園が、南平児童交通公園です。
公園内に交差点や信号、横断歩道などがあり、変わり種自転車やバッテリーカーなどの乗用玩具の貸し出しを行っています。
団体で申し込みがあれば交通安全教室も実施してくれるなど、お子様が飽きることなく遊べるだけでなく、安全のための知識も付けられるという面白い特徴を持つ公園ですね。

5. 川口市での家探しはポラスへ

今回は埼玉県内でも住みやすい街として有名な川口市について、その住みやすさの理由を具体的にご紹介してきました。

本記事を参考に、子育て世帯にとっても非常に便利な街である川口市での暮らしを検討してみてはいかがでしょうか。
ポラスでは、耐震設計や環境への配慮とともに、心地よい暮らしを実現するための実用性とデザイン性を兼ね備えた魅力ある分譲住宅をご提供しております。

お一人お一人のライフスタイルに合わせた空間を提案し、より良い暮らしをサポートさせていただきますので、埼玉県川口市で住宅をお探しの方は、ぜひポラスの分譲住宅公式ウェブサイトをご確認ください。

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