暮らしのコラム

2024年4月10日

我孫子市は、千葉県の北西部に位置する街です。
手賀沼や利根川など雄大な自然に囲まれた人口13万人ほどの街であり、都心のベッドタウンとしても知られています。
そんな我孫子ですが、暮らしの重要なポイントである治安はどうなっているのでしょうか。
今回は我孫子市の治安をはじめとする様々な観点から、我孫子市の住みやすさをご紹介します。

1.  我孫子はどんな街?

我孫子市は、北側に利根川、南側に湖沼である手賀沼といった豊かな自然に囲まれた街です。
その雄大な自然がつくる景色とその立地から映画やドラマのロケ地としても知られ、「ロケのまち」として関連する展示イベントも行われたほどです。

かつて別荘地として親しまれていた場所でもあり、特に志賀直哉や武者小路実篤、柳宗悦など「白樺派」と呼ばれた作家たちに親しまれた地として、白樺文学館や市の指定文化財である「志賀直哉邸跡」など縁のある多くの施設も残されています。
国登録有形文化財である「根本家住宅」も存在するなど、文化的な特色もありますね。

古くは農業地域だった我孫子ですが、1970年代より都心のベッドタウンとして開発が進められ、人口が増加していきました。
現在は都心への様々な路線が乗り入れており、上野駅まで乗り換えなしで約30分ほどと、千葉県内をはじめ都心へのアクセスが便利になっています。


【我孫子市を通る鉄道路線】

路線名 我孫子市内の駅
常磐線(上野東京ライン) 我孫子駅
天王台駅
常磐線(快速・各駅停車)
成田線(上野東京ライン) 我孫子駅・東我孫子駅・湖北駅・新木駅・布佐駅

成田空港にも1時間ほどで行くことができますので、旅行などにも便利ですね。

2. 我孫子の治安は良い?悪い?

マイホームを購入したいと考えている方にとっては、後悔しないためにも周辺の環境について知っておくことは非常に重要ですよね。
特に、治安については気になるポイントなのではないかと思います。
まずは、千葉県警察本部発表による我孫子市の刑法犯認知件数を見ていきましょう。


  令和元年 令和2年 令和3年 令和4年
刑法犯認知件数 744 590 512 507

(参考:我孫子市 刑法犯の認知件数


令和4年のデータでは、最も多いのは窃盗犯で360件と約7割ほどを占めているとされています。
過去4年間を見ても分かる通り、刑法犯の認知件数は徐々に減少しており、治安はどんどん良くなっていると言えるでしょう。

我孫子市は安全なまちづくりのために策定した防犯計画に基づいて、我孫子市防犯指導員連絡協議会による防犯パトロールをはじめとした活動など、様々な施策を行っています。
また、防犯対策の一環として、警察署の協力により空き巣や電話詐欺、自動車窃盗など身近な犯罪の発生状況を年2回マップ化しています。

こういった様々な取り組みが功を奏し、犯罪件数の減少、ひいては治安の良化につながっていることが考えられますね。


3. 我孫子の住みやすさ

都心からのアクセスの良さや治安の良さなど、我孫子市には住みやすい魅力が多くあります。
他にも様々な住みやすい特色がありますので、ご紹介したいと思います。

3-1. 自然豊かで農業も盛ん

都心につながる路線が運行しており、駅周辺にはショッピングセンターやスーパー、ドラッグストア、飲食店が並んでおり、買い物など普段の生活には困らない利便性があります。
しかしその傍ら、手賀沼をはじめ街中にも多くの自然が残されている緑豊かな風景が楽しめるというのも、我孫子の大きな魅力です。

また、もともと農業地域として知られていた我孫子では、一部がベッドタウンとして開発された現在でも農業が非常に盛んに行われています。
お米や野菜などが豊富に生産されており、給食にも使われるなど地産地消の取り組みも推進されています。
市内で採れた作物が安く購入できるのもうれしいポイントですね。

3-2. ファミリーにもおすすめ

その利便性と豊かな自然を兼ね備えた特徴や治安の良さから、我孫子市はファミリー層の住む街としてもおすすめです。
特に我孫子市は子育て世帯への支援が充実していることでも知られていますので、出産を控えた方やお子様のいるご家庭には住みやすいエリアと言えるでしょう。

我孫子市では、1986年から2023年に至るまで待機児童ゼロを達成しているとされており、保育施設の充実など子育て支援のための施策に力を入れています。
例えば、市が運営する子育て情報サイト「あびこで子育て」もその一環となりますね。
「あびこで子育て」では、妊娠中・出産後の情報から保育施設の預かり情報、子育て家庭への助成金、休日や夜間の医療機関まで子育てに関するあらゆる情報が掲載されています。

また、令和5年のこども基本法の施行に合わせ「こどもまんなか応援サポーター」を宣言しており、子どもも大人も一緒に楽しめるイベントを開催するなど、子どもを持つ親にとっても子ども自身にとっても住みやすい街になっています。

4. 我孫子のおすすめスポット

我孫子市内には通勤・通学の利便性だけでなく、休日のお出かけにぴったりなスポットもあります。
親子で楽しめるおすすめのスポットをいくつかご紹介します。

▼手賀沼公園

手賀沼のほとりには、手賀沼公園があります。

我孫子市のシンボルともいえる手賀沼と生涯学習センター「アビスタ」が一体となり公園として整備されており、我孫子市民の憩いの場として知られています。

岸辺は一部「親水護岸」と呼ばれる見ずに親しみやすくすることを重視した掲揚となっており、お子さんでも安全に沼の水に触れることができるようになっています。
風景をのんびりと一望できる岬もあるため、大人もゆったりと楽しめますね。

また、遊具のある子ども広場では土日や夏休み期間など休日にミニ鉄道の運行やレンタサイクルの貸し出しも行っています。
夏の花火大会など季節ごとのイベントも開催され、親子で四季折々の自然を感じながら楽しむことができるでしょう。

▼手賀沼親水広場・水の館

手賀沼親水広場・水の館は、水環境保全の大切さを伝えることを目的に運営されている複合施設です。
夏休み期間に遊べる「じゃぶじゃぶ池」や手賀沼に暮らす生き物の展示が見られる手賀沼ステーション、手賀沼を見渡せる展望室やプラネタリウムなど、子どもが学びながら楽しめる施設となっています。
さらに、地産地消の推進のため農産物直売所も設けられており、我孫子産の新鮮な農作物を購入することも可能です。

▼鳥の博物館

手賀沼のほとりには、その名の通り鳥を専門に扱う「鳥の博物館」も存在します。


【入館料】

一般 300円
高校・大学生 200円

※70歳以上・中学生以下は無料


「人と鳥の共存をめざす」をテーマに開館した博物館であり、鳥の科学的な展示から手賀沼と鳥との関係、また人と鳥が今後共存するための環境問題に関する展示まで、様々な展示を見ることができます。
年に数度の企画展もあり、一度だけではなく何度行っても楽しめる施設になっています。

5. 我孫子の戸建て価格相場

我孫子には魅力的な点が多くあり、ここまでご紹介した点を見て興味がわいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マイホームを建てる場合、気になってくるのが価格の面だと思います。

まず、国土交通省による地価公示では、2024年の我孫子市の住宅地の1平方メートル当たりの平均地価は87,938円となっています。
我孫子市の住宅地の地価平均はここ3年で徐々に上昇しており、需要の高まりが感じられます。

ポラスで実際に掲載している情報などを参考にすると、我孫子市の新築一戸建ての価格は3LDKで約3,000万〜5,000万円ほどが相場と言えるでしょう。
もちろん、細かなエリアやこだわりによっても幅がありますので、参考程度にお考え下さい。
実際の戸建て情報をご覧になりたい方は、ぜひ以下のページをご参考ください。

6. 我孫子で家を探すならポラスへ

我孫子は都心へのアクセスの良さなどの利便性と、緑豊かな風景、豊富な農作物を持つ住みやすい街です。
治安への対策も精力的に行っており、子育てに優しい街としても知られるため、特に子どものいるご家庭にはおすすめできるエリアですね。
ポラスでは、心地よい暮らしを実現するための実用性とデザイン性を兼ね備えた分譲住宅をご提供しております。
子育て中のご家庭など、それぞれの生活に合わせた空間を提案し、新たな生活をサポートさせていただきますので、我孫子で住宅をお探しの方は、ぜひポラスの分譲住宅公式ウェブサイトをご確認ください。

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