家を買う前にやっておきたい・知っておきたいことは?
後悔しないためのポイントを解説
将来のことを考え、そろそろマイホームを購入したい……など、ライフスタイルの変化に合わせて住まいを購入することを考えているという方もいるでしょう。
しかし、住宅購入はそう何度も経験することではない為、事前にやっておいた方が良いことはあるのか、など、不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
金額的にも非常に大きな買い物になるため、購入後に後悔しないためにもそういったポイントはしっかりと押さえておきたいところですよね。
そこで今回は、家を購入する前にやっておきたいことや知っておくと良いことなどをご紹介します。
1. 家を買うタイミングって?

住宅購入は、人生で一番高い買い物とも言える大きな買い物です。
ぱっと買えるものではないため、ぼんやりとマイホームが欲しいと考えていても、購入のタイミングを迷っているという人もいるでしょう。
そのため、まずはそもそも購入を決めるタイミングはいつが良いのかというところから見ていきましょう。
国土交通省が調査・発表を行っている「令和5年度 住宅市場動向調査報告書」の調査結果では、2022年4月~2023年3月に住み替え・建て替え・リフォームを行った世帯において、注文住宅を取得した世帯の世帯主は30代が36.7%と最も多く、次いで40代が21.6%となっています。
また、分譲住宅を取得した世帯でも、最も多いのは30代で、なんと48.0%と5割近くに及び、次いで40代が26.4%という結果でした。
結婚や出産、子どもの進学などをきっかけとして購入を決定する人も多いため、30代〜40代が多いというこの結果は納得できますね。
そして、こうしたライフスタイルの変化とともに、住宅購入のタイミングを決定する要因として重要なのが住宅ローンです。
例えば30年ローンを組みたい場合、65歳で退職するまでにローンを完済したいと考えると35歳までにローンを組む必要があるでしょう。
住宅ローンを提供する金融機関では最長の35年ローンを契約できるのは45歳までと定められていることも多いですね。
購入に踏み切る際はこのようなローンの事情も考慮しておくと、将来的にも安心できるでしょう。
2. 家を買う前にやっておきたいこと
住宅の購入を考え始めたら、いきなり闇雲に物件を探したりするのではなく、事前にやっておきたいことがいくつかあります。
家を買う前には、これらのポイントを整理しておきましょう。
2-1. 将来設計を話し合う

まずどんな家を買うかということの前に、結婚を考えている・すでに結婚をしている場合にはパートナーも含めて将来設計についても話し合っておきましょう。
前章でご紹介したように購入タイミングを決定するためにも、住宅にかけられる予算を考えるためにも、将来的な希望とともに、事前に以下のような資金面の予測を立てておくことをおすすめします。
● 子どもの教育費
● 今後の収入面
● 相続する資産があるか
将来設計を行うことで、自ずと適切なタイミングや準備すべき資金も見えてきます。
2-2. 親への報告・相談
パートナーだけでなく、事前に親にも相談や報告をしておきましょう。
相談なしで購入を決めてしまったことで、実家の相続問題など、後にトラブルや揉め事に発展してしまった、という例も中にはあります。
「選んだ家は大丈夫なのか?」「金銭面は問題ないのか?」など、親御さんとしても心配な点もあるでしょう。
結婚している場合には、夫婦どちらかの実家と離れてしまう……など、距離的な問題も出てくるかもしれません。
安心してもらえるよう、相談や報告をしながら進められると良いですね。
相談を行ったことで、資金援助を申し出てくれる場合もあるかもしれません。
2-3. 保険の見直し
実は、住宅購入時は自身の加入する保険を見直すタイミングでもあります。
その理由としては、住宅購入によりライフスタイルはもちろん出費額も変わってくること、そして、住宅ローンを組む場合には団体信用生命保険に加入する必要があるということです。
団体信用生命保険は住宅ローンの契約者に死亡・高度障害などの万が一のことがあった場合に、ローンの残額が保険金で支払われるというものです。
すでに生命保険に加入しているという人はこの保険にもプラスで加入することになるため、そのままでは補償内容が被り無駄に保険料を支払うことになる可能性もあるでしょう。
保険のかけ過ぎにならないよう、家を買う前やローン契約時に保険の見直しも合わせて行いましょう。
3. 家を買う前に知っておくべきポイント
最後に、住宅購入時に注意したい、知っておくべき3つのポイントについてご紹介します。
3-1. 頭金・返済額は無理のない範囲で
1つ目は、頭金や月々の住宅ローン返済額は、無理のない範囲に抑えるということです。
これには、前述したようにしっかりと資金予測を行い計画を立てることが役立ちますね。
住宅ローンの返済額から予算を決める場合は、ローンのシミュレーションサイトを活用したり、返済負担率と呼ばれる割合を参考にすると良いでしょう。
返済負担率は、次のような式で計算できます。
無理なく返済できる理想の負担率は20%以下、多くとも25%以下だと言われていますね。
3-2. 資金援助を受ける場合は贈与税に注意する
親に相談し資金援助を受けられることになったという場合に知っておきたいのが、親子間でも現金を受け取る場合には贈与税がかかるということです。
贈与税は、年間で110万円を超える贈与に対して課税されます。
親や祖父母などの直系尊属からの贈与で住宅の新築取得・増改築に利用する場合には贈与税を非課税にするという特例(省エネ住宅の場合1,000万円まで、それ以外は500万円まで)などもありますので、節税のためにこういった制度も利用しましょう。
また、親に資金を借りるという場合にも、返済の事実を残しておかないと贈与とみなされてしまう可能性があります。
借用書の作成など、借入であることを証明できるものも残しておきましょう。
3-3. 建物だけでなく立地も確認する

物件そのものだけでなく、立地もマイホーム選びには非常に重要です。
通勤・通学に問題ないか、買い物など近隣の施設はどうか、治安はどうかなど、立地を選ぶポイントは様々あり、例えば車通勤か電車通勤かなど、その人やご家庭の状況によってもどれを重視するかは異なるでしょう。
立地についてもしっかりと家族で話し合い、実際に周辺の環境を見てみるなどして住む場所を選択しましょう。
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4. 理想のマイホームはポラスの分譲住宅で
今回は戸建て住宅の購入を検討している方に向けて、家を購入する前に知っておきたいこと・やっておきたいことについて詳しく解説しました。
事前にしっかりと準備をし、知識を身に着けておくことで、後悔しない選択ができるでしょう。
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