暮らしのコラム

2025年12月8日

1. ZEHを上回る基準の「GX志向型住宅」

地球温暖化が進む現在、世界的な低炭素化があらゆる分野で大きな課題となっています。日本の住宅業界でも同様で、断熱性を高め、省エネを実現する住宅の高性能化が進行中です。

そこで注目されているのが、「GX志向型住宅」です。高い断熱性能と高効率給湯器などの設備を導入することで、家庭における一次エネルギー消費量を削減し、かつ太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用して自家消費分以上のエネルギーを創出することを目指しています。

省エネ住宅の基準としてよく知られている基準には「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」があります。「GX志向型住宅」の基準はそれを大きく上回るものです。2030年度の「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化、2050年のカーボンニュートラルの実現、という国の目標を見据えて、公的な補助金制度なども整え、住宅の省エネ化が推進されています。

2. ZEHなどよりも一段上の性能を持つ住宅を実現

GX志向型住宅を実現するには、下記の4点を満たす必要があります。

・断熱性能等級6以上
断熱等性能等級は「UA値(外皮平均熱貫流率)」と「ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)」で決まります。日本の地域ごとに基準値が定められており、躯体の断熱性や開口部の性能などを高いものにしなければなりません。

・再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率が35%以上
高効率のエアコンや給湯器、LED照明などを採用して、一次エネルギー消費量(暖冷房、換気、給湯、照明など住宅で使うエネルギー消費量)を基準から35%以上削減する必要があります。高性能の省エネ機器を用いることで、家庭で消費するエネルギーを少なくするわけです。

・再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率が100%以上
太陽光発電システム等によって、自家消費分以上の再生可能エネルギーをつくることが求められます。それにより、火力発電のようなCO2を排出する発電システムに頼らずにすむようにしようという意味があります。

・高度エネルギーマネジメントの導入
「ECHONET Lite AIF仕様」に対応する「コントローラ」として、一般社団法人エコーネットコンソーシアムのホームページに掲載されている製品を設置することも条件となります。高度エネルギーマネジメントとは、HEMS(「Home Energy Management System」の略)のような、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムのことです。

GX志向型住宅は、従来の環境配慮型住宅の基準を一段と高めた住まいと位置づけられています。

たとえばZEH水準住宅の断熱等性能等級は「5以上」であるのに対し、GX志向型住宅では「6以上」、また、再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率が、ZEH水準住宅では「20%以上」であったのに対し、GX志向型住宅では「35%以上」となっています。

3. GX志向型住宅は長期的な健康面、コスト面のメリットが期待できます

GX志向型住宅は、ただ環境にやさしいというだけではありません。下記のようなメリットもあります。

・光熱費の節約
高い断熱性能があるので外気温の影響を受けにくく、室温を効率的に維持できます。さらに省エネ設備を導入することで、冷暖房や給湯、照明などに費やす電気代やガス代などの光熱費の節約につながります。また、創エネ設備を設置するため、電気代も大幅に削減可能です。

・健康に暮らせる
躯体に優れた断熱性能があるため、家全体で安定した室温を保つことができ、夏の猛暑や冬の寒気に見舞われても、快適な室内で健康に暮らすことができます。夏場の熱中症、冬場には温度差によるヒートショックのリスクを軽減することにもつながります。

・静かに暮らせる
高性能な断熱サッシや複層ガラスを採用し、壁面に厚い断熱材と気密シートを施工することで、外部の交通音や近隣の生活音などが室内に入ってくるのを大幅に軽減することができます。

・資産価値の向上
省エネ性能の高い住宅は、中古住宅市場でも高い評価を得やすいというメリットがあります。将来の売却時にも、標準的な住宅と比べて有利な条件での取引が期待できるので、資産価値を維持しやすいといえるでしょう。

・自然災害時にも安心
高い断熱性、耐震性があるため、台風や地震などの災害時にもシェルターとしての機能を発揮して、避難所に頼らなくても生活を続けられることが期待できます。太陽光発電などの設備もあるので、晴れていれば停電時でも電気を使えるというメリットも。

こうしたメリットがある一方で、GX志向型住宅の場合、一般的な住宅と比べて建築コストが高くなる傾向があります。ただ、光熱費などのランニングコストが長期的に安くなるうえに、購入にあたっては国の公的な補助金も期待できるので、長期的な視点で見るとトータルコストを抑えられる可能性もあります。

4. ポラスの分譲住宅でも「GX志向型住宅」仕様の物件があります

社会で高まるニーズに応えて、ポラスの分譲住宅でも「GX志向型住宅」仕様が採用されるようになってきました。

たとえば、さいたま市見沼区の「フォレストレ大和田 GXgrade」もそのひとつです。
https://www.polus.jp/kodate-my/owada38/

太陽光発電システム・断熱性の高いアルミ樹脂複合サッシ・高効率給湯システム「エコワンX5」に加え、雨水タンク・非常用貯水タンク「マルチアクア」なども標準採用。災害に強く、高い省エネ性能のGX志向型住宅となっています。これから注目のGX志向型住宅の仕様とあって、注目を集めている分譲住宅です。

ポラスではこのほかにも多くの分譲住宅を扱っており、ウェブサイトを通じて見学予約可能な物件を検索できます。

年末年始、家族がそろったときにこれからの家探しについて話し合ってみてはいかがでしょうか。ポラスのサイトであれば、たくさんの分譲住宅をチェックすることができます。お休みの間に見学予約を入れて、実際に足を運ぶことで、マイホームの計画は着実に前進するはずです。

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