住宅を購入しようと決心したら、まず「住宅ロ—ン契約のための重要8項目」を決めましょう。不動産会社へ直接話しを聞きに行ったり、物件を見に行く前にこの項目を決めておくことが重要です。
住宅ロ—ン契約のための重要8項目
1.総予算と借入金額
2.借入期間
3.融資タイプ
4.金利タイプ
5.返済タイプ
6.優遇タイプ
7.手数料タイプ
8.団体信用保険特約の種類
特に「総予算」を決める前に物件を見に行くことはおすすめしません。経費などを含んだ総予算を計算し、マネ—プラン全体のなかで無理のない返済額を決めてから、その予算内で収まるような物件を選ぶことが正しい順番です。先に物件を見てしまうと、「気に入った物件に必要な予算」から逆算した金額となってしまい返済計画に無理が生じる可能性があります。
また、不動産会社の担当者が、「お客さまなら年収の〇%まで借り入れても大丈夫ですよ。みなさん同様の金額で物件を選んでいますよ」などと少しでも高い物件を進めてくる場合もあります。「〇%」など具体的な数字を提示されるとつい納得してしまいそうですが、住宅購入で重要なことは、「無理のない購入計画」と「しっかりとしたリスク管理」です。事前に決めた総予算を絶対的なものとして守ることが最優先になります。
住宅ロ—ンは「三大支出」のうちの一つです。家を買う目的は、幸せな生活のため。購入する物件を探す前に、「重要項目」を決定しておくようにしましょう。